EMS、国際スピード郵便。
海外へ、荷物や書類を送るのに1番利用されている郵便サービス。
1番早く、ほぼ確実に届けられます。
国によって対応している国、していない国があるのですが、だいたいの国に対応しています。
私も今回かなりお世話になりました。
・EMSの送りかた
郵便局窓口で送り状をもらう。
書類用と物品用がある。
国によっては、[IN VOICE]インボイスという用紙も別途必要なので、一緒にもらっておくとベター。
送り状に記入する。
ここで、改めて住所の記入方法をおさらい。
海外の住所表記は、日本と逆。区切りはコンマ“,”で。
マンション・建物名、階数・部屋番号,◯−◯,◯◯◯−Chome(丁目),◯◯−Ku(区など),◯◯−Shi(市など),OSAKA(都道府県) JAPAN
郵便番号の記入欄がなければ、JAPANの前に入れる。
内容欄は英語で、できる限り詳細に記入、物の相場の金額も記入が必要。
(ただ、経験上、そこまできっちりじゃなくても届くことは届く。おそらく、きっちり書いている方が処理が早く、早く手元に届く。)
※インボイスなど、国によって必要な書類が異なるので要チェック。インボイスはほぼ送り状と同じ内容、内容欄がより詳細になってる。
インボイス記入例参考ページ
郵便窓口に持っていくか、集荷に来てもらう。
近くの郵便窓口でどこでも受け付けてもらえる、または集荷依頼をしておけば、とりにきてもらえる。
その時に重さを測って、重量に応じて金額が決まる。
気をつけたいのが、危険物。
特に、スプレー類や液体物などはX線検査があり、国によってとても厳しく取り締まられていて、送り返される場合やNGな物だけ抜かれることもあるらしい。
…とまあざっと送り方としてはこんな感じ。
そして今回、私がモルディブに送った経験談としては…適当。
実は、仕事道具でスプレーとか、ちょっと入れてたのですが、なんとスルー。そのまま届いた。
先輩の話とか聞いてるとスプレーとかアルコール類は没収されてるとの話やったので、半ば諦めてたのに。
インボイスとか内容記載も、ちくいち全部記入するの、後半嫌になってきてかなり雑に書いたww
重さとかも、重量の記載してある物ならまだしも、そうじゃないのも一個ずつ測って…とかできひんわ!!と思ってかなりざっくり書いた。
送料は、だいたい5kgで¥7,000〜¥8,000ほど。
基本、万が一荷物に何かあった場合に¥20,000までは日本郵便が保証してくれるのですが、もし中身の総額がそれ以上の場合は、申告金額に応じて何百円かプラスで保証してもらえる。
かなりリアルタイムで正確な、追跡サービスも付いているので安心。
そうして送られてきた荷物は、モルディブの場合、電話かSMSで届いた通知が来て、首都の島マレの中央郵便局に取りにいくシステム。
今回、出発直前に出した荷物は全部一週間以内に届きました。
物によって、同じ日に出してもずれて届く場合も。重さなどで手続きの処理に差があるのかも。
連絡が来たらPost Officeへ行き、パスポートNo.や住所、サインなど必要項目に記入して、荷物を受け取る。
受け取ったら、隣のカスタマーデスクに持って行って、その場で荷物をあけて中身チェック。
おそらくここで、NGな物は没収。
…が、私が取りに行った時はたまたまなのかなんなのか、職員かなりやる気ナシ。(笑)
最初に送った荷物は、おっきい段ボールの下っ側に化粧品とかのストック分あれこれいっぱい入れてて、その上に大量の衛生用品、小説を入れてた。
したら、上の小説何冊か適当にパラパラ〜ってして、衛生用品何個か出してみて、それ以上は面倒くさくなったのか、OK。
その後の、仕事道具の小さいスーツケースも、ぎっしり詰め込んでて、職員さんに
『私リゾートでヘアメイクするんです。』
とか言いながら、上の方のアイシャドウとかブラシとか出して見せてたら、すんなりOK。
実は、下の方のポーチにこっそり入れてたスプレーとかは見せることなく、無事にそのまま受け取れた。(笑)
…こうなってくると、X線検査ってどのぐらいの検査レベルなのかと疑いたくなるのですが…。
まあ無事に受け取れたので良しとしよう。
ただ、これはあくまでもモルディブの場合。
他の国は、国によってそれぞれ異なるので、厳しいところは厳しい…はず。
日本郵便のHPに、国によっての詳細や記入方法など詳しく記載されているので、EMSを出す際には是非参考に。
Chihiro