まさかの出発直前のサプライズから、ひとまず友達より一足先に飛び立ってのカサブランカまでの旅。
カタール航空での、ドーハ乗り継ぎ、ドーハでの1時間半ほどの乗り継ぎ時間があったはずが、到着が少し遅延してほぼ時間なしでの乗り継ぎ。
多少焦ったものの、無事にスムーズに乗り継ぎもできて、カサブランカまで。
東京−ドーハ間11時間、ドーハ−カサブランカ間8時間。
なかなかの長旅。ほぼ地球の反対側。
その長時間、どちらも隣がでかいニイちゃんで圧迫感を感じながら、ドーハ−カサブランカ間に至っては、でかいニイちゃんとアジア系のおじさんに挟まれ、搭乗した時にすでにいらっしゃったアジア系のおじさんはリンゴを召し上がっておられ(丸齧りで)、気がつけばなぜか私の方の座席の前ポッケに食べ終わったリンゴの芯が入れられており、多少イラッとしながらたどり着いたカサブランカ。
当初、丸1日空港で友達を待とうかと思っていたものの、(モロッコの都会はあまり治安がよろしくないため、中途半端に出歩かない方が賢明だと判断した。)友達の旦那さんが私のために1日早めて空港まで迎えに来てくれることになった。ありがたや。
いざ入国の時に、入国審査のゲートが恐ろしく混雑。
入国カードを記入する台のところには、まさかのボールペンがなく、みんな誰かしら持ってる人に借りて…とかしてるもんやから時間がかかってしゃーない。
私も例に漏れず周りのおじさんに紛れてボールペンを借りて記入、が、どこに何を書いたらいいんだかとっても分かりづらい入国カード。
英語も一応書いてくれてるものの、記入欄がそもそも分かりづらく、いったいどこに何を書くんだか…状態。
とりあえず分かりそうなところだけ埋めてみて、あとはなんとかなるか。と長い列に並び、いざ係官のところへ。
が、わからず空白にしていたところを全部埋めろと冷たくあしらわれ、問答無用で退散させられる。
ボールペンも貸してくれない。
…(ﾟДﾟ)
なんてこった。
列の整理をしてた係員さんにボールペンを借りようと試みるものの、誰も持ってへん。
何書けばいいんかさっぱりやから、それも聞いてみたものの、”わからへん”との返答。
誰もぺん持ってへんし、わからへんのかーい!!Σ(ﾟДﾟ)
ってなってたら、近くに立ってたおじさんが、見かねて”ペン貸してあげるよ”とペンを貸してくれ、再度順番待ちして、やっとまた係官のところへ。
どうも、周りの様子を見てたら係官によってペン貸してくれるしここに何を書けとか教えてくれてるっぽい雰囲気。
どうも、私が最初に当たった係官がダントツで態度が悪く、不親切だった模様。
最初の教訓を生かし、次は違う係官のところへ。
が、友達のところに滞在させてもらう予定だったため、住所とか何も聞いておらず空白にしていたモロッコでの滞在先、”ここも記入してくれないと無理だ”と言われる。
さあどうしようかと思っていたら、なかなか出てこない私を心配してタイミングよく旦那さんから電話が!!
救世主!!
とりあえず電話を係官に丸投げし(笑)旦那さんが事情を説明してくれてなんとかかんとかやっとの思いで入国ゲート突破。
長かった。
そのあと、荷物を受け取ってさあ外へ…と思ったら、出口が2つしかなく大混雑。
割り込む人ももちろん続出で、ブーイングの嵐。
ピリピリした空気の中、待ちに待ってやっと外へ。
が、肝心の旦那さんと全然会えず、空港内をひたすらさまよう。
どうも、空港の出入り口の外側にいるらしいようだったのだが、どこから外に出れるのかがわからず、ひたすらさまよう。
荷物を持ってひたすらさまよう。
2階に行ってみる、2階からも出られず、1階に戻ってくる。
ひたすらさまよう。
恐るべし、カサブランカ。
散々さまよった挙句にやっと外に出れ、無事に旦那さんとも合流できたのでした。
どうも話によると、テロ対策やなんやで最近さらに厳しくなったらしく、迎えの人でも空港内には入れなくなったのだそうで。
セキュリティ、厳戒態勢。
着陸してから、ゆうに2時間ほどかかってやっとも思いで外へ出られたのでした。
Chihiro
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