気がつけば!!
今日はもう8月。
先日の7月31日。
モルディブ・マレでは、独立50周年を記念して、島の大きなスタジアムでイベントが。
現地オフィスマネージャーのお家がそのスタジアムの隣ということで、せっかくなので一緒にベランダから鑑賞しようと誘っていただいてお邪魔してきた。
さすが、スタジアムのすぐそばだけあって、かなりの眺め。
夜9:00から開会式、スタジアムは超満員。
なんなら開会式始まっている時点でもまだ入場しきれていなくて、長蛇の列ができていた。
それを、ベランダからのんびり眺める優越感。(笑)
もちろん、周りのマンションやビルの屋上・ベランダにも同じような人たちがたくさん。
みんなイベントに大注目。
開会式で、プレジデントが車でやってくる。
さすが大統領、スタジアム内まで車で乗りつけ。
大統領家族がスタジアム特等席へ。
特等席のベランダが、ちょうどスタジアムの裏口の搬入口側に位置していたため、いろんな出し物の準備が全部丸見え。
驚いたことに、大道具の数が半端なく多く、せわしなく動き回ってた。
カラフルな謎のタコや、巨大カジキマグロ、そして…ジンベエザメ…?
…ジンベエザメってこんなんやったっけ?
退場の後、
モルディブの国旗カラー、赤・白・緑のバルーンが、夜の空に一気にリリースされる。
残念ながら、ほどききれなかったかたまりがそのままあがっていく。(笑)
さすが、モルディブ。
50周年の大きな節目のイベントでも、開会式からツッコミどころ満載の、お約束のゆるい感じがにくめない。(笑)
ベランダでマネージャー家族と先輩と見ていたら、ここのビルの持ち主ご家族のママンが。
このママン、以前日本に住んでいたことがあるらしく、日本語ペラペラ。
そのぺらぺらの日本語で、
「屋上でみたらいいよ!!こっちはスクリーンが邪魔で見にくいでしょ!?いいよ!!みんな上がって!!」
と声をかけて下さって、一同屋上へ。
さらに眺めが良くなり、最初の演目が。
地上にモルディブの環礁が映し出されて、ダンサーたちがパフォーマンス。
あのカラフル巨大タコも登場。
いっぱい出てきて、みんなダンス。
この人たち、それぞれイルカとかウミガメとかマンタとか持ってるのですが、ごっちゃまぜになってるから、1個1個が全然わからず。
せっかくのキャラクターたちが台無し。(笑)
例の巨大カジキマグロやジンベエザメも、周りを周回してた。
この広いスタジアム内を、手動であのサイズのを持って走り回るので、そうとう大変やったやろうな…
大型のドーニまで手動。(笑)
しかも結構な速さで。(笑)
途中、歌なども交えながら、進行していくイベント。
途中、パラシュート降下があって、大盛り上がり。
空中の飛行機から、これまた国旗カラーの赤・白・緑のライトをつけて降りてくるパラシューター。
残念なことに、トップバッターの緑は場外へ。
続く白・赤は見事にスタジアムの中心!
大歓声。
3人のパラシューターたちが、大統領へ挨拶。
この緑の人、周りに一生ネタにされるんやろうな…( ゚д゚)
イベントのクライマックスには、モルディブのこれまでの歴史の流れを表しているらしい超大作パフォーマンスが。
過去に海賊に襲撃されたりしたらしく、スターウォーズさながらのライフセーバーで戦ってたり、明らかにトラックに積まれたモンスターが出現したり、それに対抗してこれまた車を改造して作られたであろう巨大ドーニが出現したり…。
過去に命を賭して戦った方たちの写真が映し出されたり。
次々と出てくる、巨大大道具たち。
そしてあっという間に出番が終わっていく…(笑)
移動も含め、めっちゃ手間かかっているはずなのに、短い出番を終えたら容赦なく撤去されて行っている姿が切なかった。
30分ぐらいやってたクライマックスの演目。
陽気な音楽とともに、フィナーレ。
そして、花火!!
近すぎて、私たちの居た屋上はてんやわんや。(笑)
日本だったら、まず確実に、危なくてこんな設置の仕方させてもらわれへんねやろな。(笑)
最後まで、さすが、モルディブ。
この至近距離で、なかなかのド迫力。
9:00に始まって、終わったのはちょうど0:00。
3時間に及ぶ、モルディブではなかなかない規模の大きなイベント。
ここ、ナショナルスタジアムだけじゃなく、Jettyのほうなど島の違う場所でもイベントを同時にやっていたらしく、花火が同時に3ヶ所から打ち上げられていて、島が小さいのでその全部がいっぺんに見渡せるというモルディブならではの贅沢なロケーション。
独立50周年なんて記念すべき節目の年のモルディブ、まさかこんなタイミングで自分がここに来ていて、こんな一大イベントを観れるなんて思ってなかった。
すごいタイミングで来たもんや。
最初から最後まで、ツッコミどころ満載の面白いイベントを、現地マネージャーや家族の人たちと、ツッコミながら観れた、楽しい夜でした。
Chihiro